「高齢者きしむ終の棲家(ついのすみか)」 (2022年6月5日の日経のリフォーム関連記事より)
日本経済新聞に目を引く記事がありました。記事によりますと、
「高齢者が安心して住宅に住めなくなっている。持ち家の修繕費の負担は増え続けている。長寿化によって修繕回数が増え、リフォーム工事単価も10年で2割上昇する二重苦の様相だ。賃貸住宅でもオーナーの約7割が高齢者の入居に拒否感を抱く。公的な支援で対応しきれない部分が多く、民間の取り組みを効率的に生かしてく工夫が欠かせない。総務省の家計調査では、世帯主の年齢が60歳以上の二人以上世帯の持ち家率は2021年で90%を超える。多くの人が「終の棲家(ついのすみか)」を確保しているようだが、落とし穴がある」と記載されています。
さらに、下記に今回の記事からポイントを抜粋します。
・ここ10年で物価の高まりもあり、外壁リフォームや水道工事など約10年で2割アップ
・従来からの物価の高まり+ウクライナ問題の影響による資材インフレが発生
・長寿化が進み、生涯を通じての修繕及びリフォーム工事回数が増加
・単独世帯は1980年の19.8%から2020年の38%へ増加、3世代同居は減少傾向(修繕費負担の世代シフトが進まず、高齢者が晩年まで修繕費、リフォーム工事費を捻出しなければならない)
・高齢者と学者、若い世代が暮らすシェアハウスの企画・開発行う企業も登場、高齢者の見守り機能、学生らの孤独解消の両立を狙う事業として注目される
以上、高齢者の負担増を取り上げた記事ですが、私たち和泉リビングのお客様も高齢の方が多く、大変気になる内容です。リフォームやリノベーションは新築のように、構造材の高騰(ウッドショック)の影響を受けにくい業界ではありますが、各住設メーカーの設備機器、合板などの様々な資材、建材が着実に価格上昇しているのが現状です。各種補助金の充実をはじめとして国策への期待感も高まる中、リフォーム会社としても、計画的なメンテナンス工事(早めの処置)の啓蒙、耐久性を重視したリフォーム提案、コストダウン化による工事費アップの抑制など企業努力を続けていきます。
適切なメンテナンス計画による修繕のご相談、リフォーム工事のことなら、泉区、戸塚区で実績豊富な和泉リビングにお声がけください。
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