給湯器の納期遅延と故障のサイン
・納期遅延の現状(2022年1月現在)
コロナ禍でのベトナムのロックダウンや半導体不足原因で、給湯器の納期遅延が長引いています。代理店の担当者によると、リンナイは発注して3か月後、ノーリツやパロマは納期の見通しが立っていないそうです。ガス給湯器だけでなく、エコキュートも遅延しているのが現状です。 メーカーによっては海外依存だった生産を日本国内にも調達先を拡大するなど対策を進めているようです。工場の生産が滞るメーカーが出始めるとその影響で在庫があるメーカーに発注が集中し、結局、業界全体で在庫がない状態が広がります。海外に生産拠点を開設したり、海外から部品調達したりするグローバル化戦略は原価を抑えたり、現地で雇用を生み出したりといったメリットがある反面、今回の事態のようにグローバルリスクが伴います。昨年はウッドショック(木材不足)がニュースや新聞の記事として頻繁に取り上げられていて、ご存じの方も多いかと思います。
大手メーカーの多くはBCPと言って、非常時を想定し事業が継続する仕組みをあらかじめ構築しているのですが、現時点のBCPでは機能しないといことも明らかになり、新たな対策が急務となっています。現在はベトナムのロックダウンも解除されたようですが、半導体不足は自動車業界でも不可欠な部材なので、異種業界間での取り合いが激化しており、部品不測の解消はまだ見えない状況です。特にマンションの給湯器は商品が限定されていて、本当に困ります。寒冷地とは違い、横浜エリアで凍結することは考えにくのですが、冬季は給湯器のトラブルが発生しやすい時期ですので、なおされ心配です。
・給湯器故障のサイン
品不足が続く給湯器ですが、今回は給湯器の故障にはサインがあるということを述べたいと思います。給湯器は故障する際、いきなりストップしてしまうことは少なく、故障に至るまでに、様々な症状が出てきます。例えば、給湯と追い炊きという機能がありますが、「お湯は出るけど、自動湯はりはできない」「追い炊きしてもなかなか温まらない」といったケースは典型的な故障のサインです。また、「台所ではお湯は出るし、シャワーも使えるけど、お風呂の湯量が設定の半分程度にしかならない」「42度に設定していても、お湯の温度が低い」といったケースもあります。こうしたサインが出ているのに、そのまま、スイッチを何度も押す等ごまかしながら使い続けますと、結局は全く動かない状態になってしまいます。商品の当たりはずれもありますし、お客様の使用頻度にもよりますが、新品の状態から5年以上経過しているという方は、故障のサインが出ていないかご注意ください。
以上、給湯器の遅延と故障のサインについて、お伝えしました。もし上記のような故障のサインが出ているという方は、納期が先になることを見据えて、早めにご発注いただくことをお勧めします。
泉区、戸塚区にお住いの方で、給湯器をはじめ、水まわりの交換、外壁塗装をご検討中なら和泉リビングにご相談ください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
株式会社和泉リビング
横浜市泉区和泉中央北4-14-1
0120-7123-26
http://www.izumi-living.co.jp