横浜市泉区、戸塚区にお住まいの方へ 収納リフォーム・リノベーション その2
そうは言っても、片付けが上手な人って、そんなに多くいないのが現状です。誰しもが、毎日元気でハツラツとしているとは限りません。家事や仕事など疲れている時も多いものです・・・。住宅展示場やモデルルームではすっきりとした理想的な空間になっていますが、毎日生活しているとなかなかそうは行きません。単純に「収納スペースを増やす=片付く」とも限りません。そうしたことも背景に、リフォーム・リノベーションでいかにして収納がうまくできるようになるのか、いくつかのポイントに分けて一緒に考えていきたいと思います。
①キッチン収納のポイント
毎日使うキッチンの収納にお困りの方も多いですが、台所が片付かないから、結果的にダイニングテーブルが作業台になってしまっているケースをよく目にします。そこが物置のようになると、食事するスペースがないから、結果的にリビングでご飯を食べることになります。こうした課題がある場合、勝手口をなくしたり、食品庫など収納スペースを、適切な場所にもう一つ用意したりすると解決します。年をとってくると、買い物に行く回数がだんだん減ってきて、1回の買い物で買う量が多くなりがちです。したがって物をストックするスペースが多めに必要なんです。多めにない場合は、買いだめして、とりあえず廊下に置いたり、台所の付近に置いておいたりする。そうすると、どんどん家の中が片付かない状態になってしまいます。
さらに、キッチンの開き戸が使いにくいという声も多いです。キッチンが引き戸式だと、立ったままで、奥までどこに何があるのかがわかります。従来式のキッチンは、いらないものが奥のほうに偏ります。手前のほうしか使いませんから。結局、台所の3分の1程度しか使えていないんです。でも引き戸式だと、収納をフルに使えて、キッチン周りが片付きやすくなるということにつながります。
②玄関収納のポイント
リフォーム・リノベーションのお客様のお悩みをお聞きすると「玄関をスッキリとさせたい」という要望も多いです。特に建売住宅やマンション等、玄関スペースが元々狭く設計されていたりすると、なかなか片付かない状況になりがちです。靴・傘・ゴルフバック・宅急便が入っていた箱等々。いつの間にか玄関はもので一杯・・・。靴も増える一方で、間に合いません・・・。限られた面積をどうやって有効に使うのか、工夫のしどころです。
まずは、履いていない靴や必要ない物があるかないかチェックし整理しましょう。靴や玄関に置いてある物を整理した後は、収納しやすい空間づくりを考えていきます。現状を把握しないで、玄関空間だけをプランニングしてしまうと、機能しづらくなることありますのでご注意ください。ぜひ、収納スペースとして必要な高さ、横、奥行きのサイズを確認し、デッドスペースができないよう玄関空間を考えていきます。
さらに、玄関スペースを現状より1.5倍確保することで、様々な空間づくりが可能となります。土間を置いたり、ベンチを設置したり。あるいは、出入りできるシューズクロークをつくることで、すっきり片付くようになります。
帰ってきたら、まず目にするのが玄関。リフォーム・リノベーション直後の見栄えだけでなく、本当に機能する収納についてじっくり考えて、いつまでもスッキリした玄関空間にしたいものです。
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