梅雨時期のカビ対策① 全体編
今回は梅雨シーズンを迎えるにあたり、気になるカビを増やさない方法について述べていきます。カビを増やさないための注意点としては、室温をなるべく25度以下に保つこと、湿度は60%を超えないようにすること、部屋の中を清潔に保つために可能な限り掃除をすること、この3点が効果的だと言われています。逆にこの3つの条件がすべて揃ってしまうとカビが一気に増える可能性があり、要注意です。
・室温を25度以下に保つ 大半のカビは20度以上、30度までの温度を好みます。特にカビの繁殖に好条件だと言われているのが、25度~28度の間と考えられています。蒸し暑くなる7月から8月ですと、横浜でも室温が25度~28度になる日が多くなります。特に湿度がこもりやすい状態ですと、室温が上昇します。湿気と高温が重なる梅雨時にカビが発生するのはこうした悪条件が重なるためです。換気や冷房の活用で室温を25度以下になるように調整しましょう。また、日射を遮る効果のある外付けシェードなどの商品もあり、興味のある方はお声がけください。
・湿度は60%を超えないようにする カビは湿度が60%以下になるとほとんど活動できなくなります。一般的に、人間が快適だと感じる湿度は40%~60%と言われています。湿度40~60%ですと、体内の活性酸素が増えにくく、体に優しいと指摘する識者もいます。すなわち、もし私たち人間が快適だと感じる湿度に保つことができれば、カビの繁殖を防止することが可能です。湿度を下げるには窓の開閉による換気、エアコンのドライ機能、気になる部屋の壁自体を、調湿機能を持つ珪藻土やエコカラットにする等が効果的です。一方、湿度が30%程度ですと今度はウイルス等が増えやすい環境になりますので、低すぎることのないよう、気を付けましょう。
・まめな掃除で部屋を清潔に カビの繁殖を防ぐ1番身近な対策は、まめに部屋の掃除をすることです。例えば、食べこぼしや、ホコリ、髪の毛などはカビの栄養源になります。これらはすべて、掃除するだけで吸引できます。さらに気になる箇所は拭き掃除で取り払うことも大切です。
以上、今回はカビを増やさない方法や習慣について紹介しました。
梅雨シーズンを迎えてカビが発生しやすい時期に向けて、参考にしていただければと思います。意識次第でカビの繁殖を防止しる対策を紹介しましたが、窓が結露する、家中がカビくさいといったお住い全体の問題に関するお悩みがございましたら、和泉リビングにお気軽にご相談ください。
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