安心、安全なセカンドライフが実現する住まいづくり②
前回はバリアフリーの概要と床の段差とすべりにくい床材についてお伝えしました。今回は扉、階段、トイレ、お風呂、玄関まわりのバリアフリーについて述べていきたいと思います。
・扉、階段
開閉しやすい引戸タイプの扉にしておくのもお勧めです。風が強い日も引き戸タイプの方が安心です。また、1階、2階を上り下りする生活パターンの方は、階段にも手すりを設置すると転倒防止につながります。最近は減築も増えてきていますが、やはり費用がかかりますので、2階はそのままにして、1階で生活を完結できるよう、1階の間取り、動線をセカンドライフ用に改修する例もあります。ライフスタイルに合わせて、プランニングすることが大切です。
・トイレ、お風呂
トイレやお風呂には手すりを設置することをおすすめします。空間に余裕を持たせることで車いすでの出入りがスムーズです。住設メーカー各社では滑りにくい床材のユニットバスを用意しています。隙間だらけの在来のお風呂をユニットバスに交換することで、ヒートショックの予防にもつながります。
・屋外から玄関
玄関に入るまで段差がある、または階段になっている場合、スロープを設置すると老後も安心です。今は平気でも10段くらいの階段の上がり降りが大変になったりします。ただ、状況によっては結構費用もかかりますので、じっくり検討されると良いでしょう。玄関部分も開閉が楽なタイプがあります。また断熱性能が高いドアもあり、おすすめです。
以上、今回はセカンドライフに向けた空間づくりについてお伝えしました。見た目だけキレイにするのではなく、老後に心地よく暮らすためには特にバリアフリーというテーマは断熱と並んで2大要素です。お伝えした内容の中で何か一つでも参考にしていただければ幸いです。
泉区、戸塚区にお住いで興味のあるという方は、ちょっとしたバリアフリー工事でもお気軽に和泉リビングにご相談ください。
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