こんにちは、二級建築士の小野寺です。今回は水まわりのリフォームにより、水道代やガス代の削減につながる例を紹介したいと思います。
・お風呂リフォ-ムで水道、ガス代を軽減
お風呂では大量の水を使います。お風呂で省エネを実現するポイントは2つあり、まずは浴槽です。例えばベンチタイプの段差がある浴槽なら、その段差の分、湯量を削減でき、水道代の削減につながります。全体のサイズが狭くなるわけではありませんので、ゆったりとした具合は変らず、省エネが実現できます。また、魔法瓶浴槽のような断熱タイプの浴槽なら、一度温めた水温が下がりにくくなります。追い炊きする回数が減る分、ガス代の削減が可能となります。このように浴槽や風呂フタに断熱材が使われている商品なら、年間4000円から5000円節約できると言われています。既存の状態がタイル貼りのお風呂なら隙間が多いので、隙間が少ないユニットバスへの交換により、確実に節約につながります。
2つ目はシャワーです。通常のシャワーは1分間で10リットルほどの水量を使うと言われています。この水量は浴槽1杯分の半分になり、あなどれません。昨今、発売されている節水型シャワーなら使用する水量を3分の1削減できます。シャワーの浴び心地は変らず、水量を減らせる機能を各住設メーカーさんが採用しています。もし毎日シャワーを使っているご家庭なら1年2年で大きな水量の差になります。水道代は年間1万円以上変ってくるでしょう。
いつも通りに使っていても光熱費、水道代を削減できるユニットバス、シャワーが開発されており、この機会にご検討いただきたいと思います。以上、今回は省エネ、節水効果はお風呂フォームの見逃せないメリットの一つというお話をさせていただきました。光熱費が高騰傾向にある中、ぜひ参考にして下さい。
横浜市泉区、戸塚区でリフォーム、リノベーションをご検討中の方は和泉リビングへ
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「築古の戸建住宅だから、建て替えないとダメ?」「リフォームだと耐震性は大丈夫?」など建て替えとリフォーム(またはリノベーション)と迷っている方は多いかと思います。
そこで今回は建て替えかリフォームか、メリット・デメリットなど考え方のヒントを提供できればと考えています。
<建て替え、リフォーム(リノベーション)のメリットとデメリット>
■建て替えのメリット
・ご希望の家のかたちや間取りなど100%対応できる
・地盤が弱い場合は地盤改良できる
・すべて刷新できる
■建て替えのデメリット
・建ぺい率の問題で家を小さくしなければならない場合、または建て替えができない場合がある
・仮住まいが必要
・費用が高くなる(特に現時点では木材の高騰により、新築の値上がりが顕著)
■リフォーム(リノベーション)のメリット
・部分的なリフォームなら住みながら工事できる(フルリノベの場合は仮住まいが必要)
・工事費用を予算に合わせて調整できる
・減築、増築などバリエーションが豊富(土地や建物の条件による)
・思い出が詰まったものや価値あるものを残したり、活かしたりすることができる
■リフォーム(リノベーション)のデメリット
・地盤が弱い場合、地盤改良しにくい
・基礎が弱い場合、基礎補強に費用がかかる
・家のかたちを変えたい場合は対応できないことが多い
・ツーバイフォーや鉄骨造の場合、間取り変更に制限がかかる
以上、このように建て替えとリフォーム(リノベーション)にはメリットとデメリットがあります。あと何年今の住まいで暮らすかという視点も判断基準の一つです。現在の家に思い入れがあるかどうかという点も人それぞれです。ぜひ、メリット、デメリット、家に対する価値観など、総合的に検討いただくことが大切です。建て替えかリフォームか客観的な立場でアドバイスできる建築のプロにご相談されることをおすすめします。
ということで今回は建て替えかリフォーム(リノベーション)かというテーマでお伝えしました。
もし横浜市泉区、戸塚区で「リフォームが良さそう」「リフォームしたい」ということでしたら、和泉リビングにご相談下さい。ご希望の方には建築士が現況を診断し、リフォーム向きなのか判断の上、最適な提案をいたします。
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今回は賃貸マンション、アパートの断熱リフォーム・リノベーションについてです。
・賃貸マンション、アパートの光熱費は?
以前、札幌市内の賃貸住宅に住む大学生や専門学校生に対して、光熱費(電気代や灯油代など)のアンケートを実施しています。夏場は5000円から7000円程度が多く、冬場の光熱費は1万円台と高く、暖房代の割合が大きいという結果になりました。もちろん、寒冷地の札幌ということもありますが、賃貸マンション、アパートの断熱性能は最低限度というケースが多く、光熱費が高騰する中、全国的な課題と言えます。
・入居前に重視した項目と現在不満に思っていることは?
同じアンケートで「賃貸住宅の入居前に重視した項目」と「現在の住まいで不満に思っている項目」を聞いた結果です。「入居前には重視しておらず、住んでから不満に思った項目」として、「断熱性能」や「暖房・給湯 等の設備や光熱費」などが多くあげられました。断熱性能や設備について、賃貸住宅の省エネ性能は大きなニーズです。
・賃貸マンション、アパートの断熱
壁や天井などに断熱材がしっかり入っていることも重要ですが、建物の断熱性能と同じくらい重要なものは、以前からブログでお伝えしている通り「窓」です。従来型の住宅の場合、窓やドアなどの「開口部」と言われる箇所から、冬季に家の外に熱が逃げる割合は約5割と言われています。 窓の断熱性能を上げる大きなポイントとして、「サッシの種類」と「ガラス の枚数」があります。サッシは大きく分けると「アルミサッシ」と「樹脂サッシ」に分かれます。アルミサッシの方が熱を通しやすいため、樹脂サッシの方が断熱性能は高くなります。また、最近の住宅では1つの窓に3枚以上のガラスを使う窓も増えてきました。ガラスの枚数が増えるほど、熱が通りにくくなるため、冬場に家の中の熱が外に逃げにくくなります。その他、外側の窓に加え、樹脂製サッシを使用した「内窓」の設置により、断熱効果を上げているケースもあります。
※出典「賃貸住宅の選び方・住まい方マニュアル」(第10次札幌市環境保全協議会)
・これからの賃貸マンション、アパートのリフォーム・リノベーション
以上、札幌市で行われた賃貸マンション、アパートのアンケート結果を元に断熱ニーズの大きさについて解説しました。これは札幌市に限ったことではなく、省エネや脱炭素が大きなテーマになっている中、賃貸マンション、アパートの断熱リフォーム・リノベーションの必要性は年々高まってくるのではと考えています。また、テレワークが浸透し、賃貸でも快適性への関心が高まっています。賃貸マンション、アパートのオーナーさんで「入居率をアップさせたい」という方は、断熱リフォーム・リノベーションをご検討されてはいかがでしょうか。
横浜市泉区、戸塚区で、賃貸マンション、アパートの現状回復はもちろん、断熱リフォーム・リノベーションのご相談なら和泉リビングにおまかせ下さい。
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